兵庫県西宮市・補聴器外来・星野耳鼻咽喉科！補聴器適合検査

初診日－初回補聴器外来

問診にて生活背景などを考慮し、補聴器購入の予算なども聞いておきます。

標準聴力検査　不快閾値、快適閾値　語音明瞭度　ＳＩＳＩ　ハーフゲイン法にて目標利得を求めておきます。

必要に応じてチンパノメトリー、耳鳴り検査を行います。

当然のことですが、耳の基礎疾患があり、その為に難聴が起こっている可能性がある場合は基礎疾患を優先して治療します。基礎疾患が耳にではなく糖尿病、動脈硬化などから難聴が起こっている、若しくは助長されている場合は内科専門医に紹介することもありますのでご了承ください。

一度に検査が全部できない場合は分割して行います。

第１週　【補聴器適合検査】

適切な補聴器（耳穴形、耳掛け形、箱型の選択）を選び、補聴器適合検査及び簡易聴力検査を行います。

デモ用補聴器(必要な場合は両耳装用)でフィティングを行い補聴器装用時の語音明瞭度曲線を補聴器非装用時、装用時と比較して判定します。デモ用補聴器は４チャンネルから１６チャンネルまで20人分用意してあります。

デモ用補聴器は全て当院で購入したもので無料でおかししております。多くの患者様が利用されています。出来るだけ丁寧に、清潔に、定められた期間内は十二分にお使いください。乾電池は当院でご用意させていただきます。

補聴器装用時において小さめの検査音圧でも明瞭度が著しく改善しており、検査音圧の広い範囲で80％以上の明瞭度が得られ、また検査範囲内での最良の語音明瞭度が非装用時ものと比べて同等であることから、」十分な補聴効果が認められると判定します。

環境騒音の許容を指標とした適合評価（補聴器装用）も行います 朗読音を提示します。朗読音の呈示レペルは長時間平均パワーレベル65dBとし、環境騒音の呈示レベルは50dBとして、SN比＋15dBで行います。やや劣悪な騒音環境を模擬する場合は、環境騒音の呈示レペルを55dBとして、SN比＋10dBで行います。

騒音下の従事者のような、より劣悪な騒音環境を模擬する場合は、環境騒音の呈示レベルを60dBとして、SN比＋5dBで行います。

デモ用補聴器を医学的に目標とする７０％ほどの利得で貸し出します。

第２週～第３週　【補聴器適合検査】

購入確認。

予算確認後耳掛け、耳穴式などを決定し発注します。耳穴ならば型どりの日程を予約します。

型取り終了後発注となります。

商品が到着するまでお貸ししたデモ用補聴器をお貸しします。

オトレンズは最低三週間補聴器作成に時間が必要です。

第４週　【補聴器適合検査】簡易もしくは標準聴力検査　補聴器特性

当院が貸し出したものと購入したものと交換-補聴器特性検査、補聴器取り扱い説明、以上補聴器の微調整、耳穴式の型取りは院長自らが行いますので安心です。

患者様の普段の補聴器のお世話などは主として3名の常勤看護師が行います。

購入はきこえ補聴器株式会社からの購入となります。購入後の患者様の聴力の推移の確認、補聴器の微調整、メンテは当院にて院長、常勤看護士が行います。